はりとお灸のある暮らし

2022年3月、66歳ではり師・きゅう師の免許取得。経絡治療・鍉鍼(刺さない鍼)・小児はりの臨床と研究を主に、目指すは95歳現役のはり師。

『ぼくたちが知っておきたい生理のこと』

「はなまる書店」
う〜ん、これは良書。男性はもちろん、女性のみなさんも必読。
孫が産まれてこの方、男は女・母親には到底敵わないなぁと思い知り、更に、学校で解剖学・生理学を学んで妊娠・発生に係る内分泌や器質の変化などの機序を知るに及び、そのとてつもない不思議な宇宙に言葉を失ったのを思い出した。
あと、いわゆる「性教育」は、その中心に「SEX」を据えるのではなくて「生理」を据えると、見えてくる景色や教授する内容(人間存在の理解、望ましい人間関係の構築まで見据える)やアプローチの仕方が全然違ってくるなぁと感じ入った次第。
付箋が足りなくなってしまった。
あっ、そう言えば、かなり前になるけど、生理ナプキンのTVCMで桑田佳祐を起用していたのがありましたねぇ。際どい歌詞やコメントも不愉快に感じさせない桑田佳祐の独特の清潔感や誠実さ、博多大吉にも共通するかな?

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養生に有効なツボ(経穴)を知る

いわゆる「ツボ」のことを鍼灸の専門用語では「経穴(けいけつ)」と言いますが、教科書的にはWHO が認めたツボは身体の表面に361個あり、そのうちの309個は左右にそれぞれ一箇所ずつあるので、これだけでも大変な数のツボが存在します(さらに、これらに加えて「奇穴(きけつ)」という特殊なツボも32個あります)。

                 (こんな感じ)

でも、私たちが普段セルフケアとして知っておいた方がいいツボは実はこの中のごく一部分で、有名なツボとしては松尾芭蕉の『奥の細道』に出てくる「足三里」というのがありますね。

では、どんなツボを使ってセルフケアをするのかですが、そこで参考になるのがセルフケアに使えるツボを紹介した本や雑誌・ウェブサイトです。ここに紹介する『クロワッサン』という雑誌は度々ツボの紹介を特集したものを発刊しています。監修しているのは若林理沙さんという女性の鍼灸師さん(早稲田大学第一文学部を卒業後鍼灸専門学校で学ぶ)で、彼女の経営する鍼灸院は予約が取れないほどの人気とのこと。値段も税込900円とお手頃なので一家に一冊備えておいてもいいかな?

今回はツボについての紹介でした。(To be continued )

明けて令和五年一月からいよいよ鍼灸院をスタートさせます

【自己紹介】

★令和4年(2022年)3月に盛岡医療福祉スポーツ専門学校(現MCL盛岡看護医療大学校)www.morii-ja.jpを卒業して、その前月に行われた第30回はり師・きゅう師の国家試験にも無事合格し、4月からはり師・きゅう師(「鍼灸師」という資格ではなくて、はり師ときゅう師それぞれ別の資格)としての活動を認められました。鍼灸あるいは東洋医学が、人間の健康の維持増進に寄与する有効な方法であることを広く皆さんに知っていただきたいということからこのブログを始めた次第です。

★4月からの半年ほどはもっぱら家族への施術を行っていましたが、10月ころから求められて幾人かの方へ有料・無料での施術を行ってきました。明けて令和五年一月から本格的に活動を開始する予定です。施術院名は「弘前はなまる鍼灸院」。主に訪問診療を主体とした活動を計画していますが、現在の時点では、市内泉野に開業しているパーソナルトレーニングジム「LeeF」さんのジム内で、希望する会員の方に施術を行っています。

★施術・治療までは望まないけれども、鍼やお灸に興味関心があるという方には、鍼・お灸の体験だけの対応もできます。

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