【知ってほしい事実】
大腿骨頚部骨折は「骨粗鬆症」に伴う骨折の代表の一つです。
でも、実はそれだけではありません。
骨粗鬆症で弱くなった骨は、
転倒・日常の動作・姿勢の癖などちょっとした外力で簡単に折れてしまいます。
ここでは、大腿骨頚部骨折以外にも
女性に特に多い「骨粗鬆症に伴う代表的な骨折」を紹介します。
■椎体骨折(背骨の骨折)
背中の“押しつぶされるような骨折”で、
日本で最も多い骨粗鬆症の骨折です。
・物を持ち上げただけ
・くしゃみをしただけ
・背中を丸めて座っただけ
これだけで折れることもあります。
放置すると背中が曲がり、
呼吸機能の低下・胃の圧迫・慢性的な腰痛
につながります。
気づかず“いつの間にか骨折”している人も多いのが特徴です。
■橈骨遠位端骨折(手首の骨折)
転んだときに手をついた瞬間に折れる骨折。
中高年女性に非常に多いです。
・段差につまずいた
・自転車でバランスを崩した
・雨の日に滑った
「手首が変形して腫れる」のが典型的。
手首の骨折をきっかけに骨粗鬆症が判明するケースは多いです。
■上腕骨近位部骨折(肩の付け根の骨折)
転倒したとき、肩を打っただけで起こります。
・腕が挙がらない
・肩が激しく痛む
・夜中にズキズキして眠れない
この骨折も“骨が弱っているサイン”の一つ。
放置すると肩が固まり、生活の質が大きく低下します。
■大腿骨転子部骨折(頚部のすぐ外側の骨折)
大腿骨頚部骨折と同じく“要介護リスクが高い骨折”。
・転んだ
・立ち上がった瞬間に激痛
・脚が外側を向いて動かせない
ほとんどの方が手術治療が必要となり、
早期リハビリが命と生活の鍵を握ります。
■肋骨骨折(咳やひねりでも折れる)
中年以降、
「強く咳をしただけ」で折れることがあります。
・寝返りでズキッ
・呼吸するだけで痛い
・押すと痛む
明らかな“転倒なし”でも折れるため、
骨粗鬆症を疑う非常に大事なサインです。
なぜ、これほど折れやすくなるの?
理由は明確です。
●骨量(密度)が下がる
●骨質(質)が劣化する
●筋力・バランス力が落ちて転倒しやすくなる
“この3つが同時に起こる”のが骨粗鬆症の怖さ。
40代からやるべきことはこれだけ
・日光浴+ビタミンD
・魚/卵/大豆のタンパク質
・適度な筋トレ(特に下半身)
・バランスの良い食事
・骨密度検査
・閉経後は特に早めの受診
骨粗鬆症は静かに進行しますが、
未来の骨折は確実に予防できます。
痛くなる前に対策すること
これが、未来の自分を守る最大の投資です。